

東京・吉祥寺にある本屋の集合体「BOOK MANSION」
https://twitter.com/bookmansion
に「紅茶と文学」と言う屋号で棚書店を開設しています。
棚の番号は[71]となります。
本(もしくは作家)をイメージした紅茶およびハーブブレンドティーを、
その本とセットで販売しています。商品のラインナップは以下の通りです。
残念ながら書店なので紅茶単品での販売はできません。
あまり頻繁にお店に寄れないので、品切れの場合はご容赦くさいm(_ _)m
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
他フィリップ・K・ディック作品
ハヤカワ文庫SFシリーズ

カルト的人気を誇る映画「ブレードランナー」。
その原作となったのがフィリップ・K・ディック作の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」です。
素面の状態で書いた作品はほとんどないと言われるディックですが(薬中が通常)、彼の著作に相応しい刺激的なハーブブレンドをご用意しました。
その名も「フィリップ・K・ディックの夢」。
その強烈な香りと刺激は飲む人を選ぶかもしれませんが、是非一度お試し下さい。ディック好きなら問題ないでしょう。
「一九八四年〔新訳版〕」
ジョージ・オーウェル著
ハヤカワepi文庫

ディストピア小説の代表格としてあまりにも有名な「一九八四年」。
オーウェルの描いた絶望的な監視社会は、現実のものとなりつつあるような気もします。
著者がイギリス人と言う事もあり、現地で良く飲まれているミルクティー用のアッサム、グレードはSFTGFOPをこの作品に合わせてみました。
お湯を注いで五分以上待ち、一九八四年の舞台に相応しい暗い色になるまで抽出してみるのもいいでしょう。少し温めたミルクを最後に加えて下さい。覚めても残る香りをお楽しみください。
「華氏451度〔新訳版〕」
レイ・ブラッドベリ著
ハヤカワ文庫

こちらもまたディストピア小説として有名な「華氏451度」
知識や知恵をはぐくむ書物を「有害図書」として焚書対象とされる未来。
焚書とまではいきませんが、民衆自ら知識や知恵を捨てていっているかのような現代の方が怖いと感じるのは私だけでしょうか。
この小説は「燃え盛る炎」をイメージし、赤やピンクが映える華やかブレンドに仕上げました。
読むに堪えないひどい書物を、たき火代わりに燃やしながら飲むのもいいかもしれません。
「AKIRA」
大友克弘作
講談社刊




東京五輪を予測し、さらにはその中止をも予測したと事で2020年になってもいまだその影響力を及ぼす、人類史上最重要漫画「AKIRA」。
主催者はこの漫画を小学生低学年の頃から通算100回読みました。
1巻は金田、2巻は鉄雄。
それぞれヤバイカプセル入りの新感覚ハーブブレンド。
3巻はケイ、ラベンダー香る青いブレンド、
4巻はアキラ、無邪気なほっとするブレンド。
にそれぞれ仕上げているぜ!
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